とある元PTA会長の日記

とある小学校元PTA会長の徒然。PTA関連、学校関連など。

P連総会

当校PTAも多くのPTAがそうであるように、いわゆる「P連」に属している。

今日は自分の学校が所属する区P連のもう一つ上の、市P連総会に行ってきた。率直に、そんなに有意義な会ではないが、一方で毎年香ばしい質疑のやりとりがあったりして、不毛ながらもそこそこ楽しめたりする。

議論が紛糾するのは例年、予算まわり。予算規模に対して繰越金額が大きすぎる、という点である。単P予算は火の車なところが多く(うちもそうだが)、安くない上納金を巻き上げられて、その結果予算が余りまくっているのであれば、その指摘も確かにその通りだ。

今年もその辺来るかなぁ、と思っていたら、今年はちょっと違った質問がでてきた。

「単Pは加入の任意性や脱会自由ということで通達をしているが、市Pへの加入については単Pに加入意思を問われることなく、自動加入となっているのは腑に落ちない。単P会員が脱会自由であるなら、単Pが市Pから脱会することは可能なのか?」と。

何なら自分も市Pからの脱会を検討していたりする。さすがに会長の一存で脱会するわけにもいかないので、総会議案として上程すべく、判断に足りうる情報を出すために整理している。

ワクワクしながら市P連会長の答弁に耳を傾けていたが、ダメだこりゃ、な感じであった。

「P連は各単Pが活動しやすくするために必要な活動をしており云々、単Pにとって有意義な情報提供を心掛けて云々、従ってそうおいそれと脱会せずに、慎重に検討いただきたい云々。」

いや、P連の活動がそんなに単Pにとって有意義と感じられなかったから脱会検討してるんだぞ多分。すっぱりと入ることのメリットや脱会時のデメリット、及び脱会手続きについてお話しいただけばそれで良かったのだが。まるで政治家の答弁。というか市P連ぐらいになると政治だよね。

回答になっていない答弁を繰り返し、質問者も多少は食い下がったものの途中で諦めて引っ込んでしまい、もやもやした気持ちだけが残る、そんな総会だった。

さて、自分は元々総会に期待していたわけでも、総会内で答弁を求めるのでもなく、ただ市P連会長が代わるとそこでうやむやになったりしそうだったので総会を待っていたのだが、30年度体制が総会承認を得たので、そろそろ質問書でも作成して市P連に投げようかな、なんて思っている今日この頃。