人助けと地域コミュニティ
暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい気候だったので、ランニングに出かけた。調子よく走っていたら、路上でうずくまってるおばあちゃんを発見。
意識はしっかりしてるし、歩き疲れ?とりあえず支えながら近くのベンチに座らせる。聞けば、普通の散歩レベルではない距離のところに帰るとか。
少し痴呆が入っている様子。でも軽度で、自分の名前と電話番号は言えたので、ひとまず家に電話。家人、第一声が「見つかりましたか!?」だったので、捜していた様子。
車で30分ほどの距離だが、迎えに来るということで、自分の携帯を教えて、近づいたら電話をしてほしい旨伝え、しばし待機。
40分ほどして電話があり近くまで誘導して引き渡し。何でも、昨日の朝から行方が分からなくなり、警察にも届けて捜していたとのこと。それには驚いた。一昼夜飲まず食わずで彷徨っていたには見えないくらいに元気だし、どこで夜を明かしたんだろう、と。ともあれ無事でよかった。
これから先、こういう徘徊高齢者なんかも必然的に増えていくんだろうな。地域として、子どもたちはもとより、高齢者のフォローなんかもしていかなきゃいけない。
PTA会長という立場になったので、地域との関わりというのも強く意識を持つようになったけれど、この立場でなければきっと感じる機会もなかっただろう。
何しろ会長就任当時は地域って面倒、という印象しかなかったわけで。
PTAとして、ということではなく、そこに住む住民として、もう少し地域との関わりを意識していきたい。
同時に、それを知るきっかけになったPTA会長という立場に感謝し、少しでも皆さんに知る機会を提供したいな、と思う。